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東京ディズニーランドで学ぶ「おもてなし」:静岡大成高校1年生キャリア研修レポート

10月18日(金)、高校1年生202名を引率して東京ディズニーランドへのキャリア研修を実施しました。天気予報では雨の予報でしたが、幸いにも大きな雨に見舞われることなく研修を進めることができました。

研修の目的

今回の研修では、単なる遊園地体験ではなく、以下の教育的意義を重視しました。

  1. エデュテイメント(楽しみながら学ぶ)の体験

  2. 社会との「対話」を通じた自己理解の促進

  3. キャリア教育の一環としての職業理解

  4. 礼儀・マナーに対する意識の向上

  5. コミュニケーション能力の向上

ディズニーアカデミーでの学び

研修ではまず、ディズニーアカデミーと呼ばれる公式セミナープログラムに参加しました。ここでは、ディズニーのフィロソフィーやおもてなしの考え方について学びました。生徒たちは熱心に耳を傾け、メモを取る姿が見られました。

パーク内での体験と気づき

セミナー後のパーク体験では、生徒たちはアトラクションを楽しむだけでなく、キャストの接客や振る舞いを観察する様子が見られました。多くの生徒が、楽しみながらも学びの視点を持って行動していたのが印象的でした。

個人的に印象に残ったのは、カリブの海賊のアトラクションに乗る際のエピソードです。「先生も一緒に乗りましょう」と声をかけてくれた生徒がいて、教室を離れた場所でも生徒との良好な関係が築けていることを実感しました。

生徒たちの反応

帰りのバスの中では、生徒たちの間で体験を共有する会話が聞こえてきました。「キャストの方々の丁寧な対応が印象的だった」「パーク全体のチームワークがすごいと思った」といった感想が聞かれ、単に楽しかっただけでなく、仕事や社会に対する気づきがあったことが伺えました。

研修の成果

この研修を通じて、生徒たちは以下のような気づきを得られたようです:

  1. 接客業における丁寧な対応の重要性

  2. チームワークの大切さ

  3. 細部への配慮がもたらす全体的な印象の向上

実際の職場を見学し、プロフェッショナルな仕事ぶりを間近で観察できたことは、生徒たちのキャリア意識を高める良い機会になったと考えています。

おわりに

予想以上に天候に恵まれ、充実した研修となりました。この経験が生徒たちの将来のキャリアを考える上での一助となることを期待しています。

今後の授業や学校生活の中で、この研修での学びがどのように活かされていくか、注目していきたいと思います。教員としても、生徒たちと共に多くのことを学ぶ貴重な機会となりました。