高校生たちの5日間の旅 〜関西・四国への修学旅行レポート〜
Day 1:広島への旅立ち 〜宮島・厳島神社探訪〜
朝8時20分、JR静岡駅に集合した生徒たち。新幹線で広島へと向かい、最初の目的地である宮島へ到着しました。
「厳島神社とか、初めて行って、見たことないところばかりだったので、すごく新鮮でした。たくさんの階段を登って大変でしたが、いい経験になりました」という声が聞かれました。また「宮島の鹿が可愛らしかった」という感想も多く、野生の鹿との出会いも印象深かったようです。
Day 2:平和学習の日
この日は広島平和記念公園と資料館を訪問。生徒たちは真剣な表情で見学に臨みました。
「資料館では本物の遺品や当時の写真を見て、強い衝撃を受けました」という声が聞かれ、実際の史跡や資料に触れることで、教科書だけでは得られない深い学びの機会となりました。
Day 3:大塚国際美術館とうずしお体験、防災学習
徳島県の大塚国際美術館では、世界の名画との出会いに感動の声が上がりました。
「ムンクの作品を実際に見ることができ、貴重な経験となりました」という感想が聞かれました。
続く鳴門海峡では、自然が織りなすうずしおの景観を観潮船から見学。「予想以上の迫力があり、とても驚きました」という声があった一方で、「橋の下まで行きましたが、この日は渦が小さめでした。少し寒かったですが、いい経験になりました」という感想も。自然現象ならではの様々な表情を体験できました。
その後、人と防災未来センターを訪れ、防災について学習。「実際の展示を通じて、防災の大切さを実感することができました」という声が聞かれ、災害への備えについて考える機会となりました。
Day 4:USJでの思い出作り
修学旅行のハイライトの一つ、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン。
「USJが本当に楽しかった!ハリー・ポッターのアトラクションが特に印象的でした!」という声が多数ある一方で、「絶叫系は苦手でしたが、ハリー・ポッターのアトラクションに挑戦することになり、とても緊張しました。でも、クルーさんが優しく声をかけてハイタッチまでしてくださって。その温かい対応のおかげで、また乗ってみたいと思えるようになりました」という感想も。
「パーク内は場所によって音楽が変わり、どの曲も雰囲気を盛り上げてくれる素敵な音楽ばかりでした」とパーク全体の演出を楽しんだ生徒も。
Day 5:京都から帰路へ
最終日、生徒たちは京都駅から新幹線で静岡への帰路につきました。車中では修学旅行最後の終礼が行われ、5日間の思い出を振り返る時間となりました。
新幹線の車窓から過ぎ行く景色を眺めながら、生徒たちは様々な感想を口にしました。 「初めて訪れる場所ばかりで、その土地特有の文化や歴史に触れることができ、視野が広がりました」 「この5日間は決して長くはありませんでしたが、様々な経験を通じて大きな学びを得ることができました」
宿泊施設での交流
毎晩異なるホテルでの宿泊は、クラスメイトとの関係を深める貴重な機会となりました。
「ホテルでは夜遅くまでみんなで話が尽きず、寝不足が心配になりながらも楽しい時間を過ごしました」
「リラックスした雰囲気でみんなと過ごしたり、とても楽しい思い出になりました」
「同室の子とたくさん話して前より仲良くなれて嬉しかった」
生徒たちの学びと気づき
「クラスのみんなと楽しく過ごせて、さらに仲が深まったと思います。知らなかったことをたくさん知ることができ、貴重な経験となり、楽しみながら学ぶことができました」
「5日間の長い旅行で疲れも感じましたが、普段は行けないような場所をたくさん訪れることができ、とても充実していました」
「あっという間の5日間でしたが、充実した修学旅行でした。たくさんの思い出ができ、様々なことを学ぶことができました」
「初めて訪れる場所ばかりで、その土地特有の文化や歴史に触れることができ、視野が広がりました」
おわりに
「最後の修学旅行をこの仲間たちと過ごせて、本当に幸せでした。また皆で行きたいです」というコメントに象徴されるように、この5日間は生徒たちにとってかけがえのない思い出となりました。
日々の学校生活では得られない経験、普段行けない場所への訪問、クラスメイトとの絆の深まり—。修学旅行ならではの特別な体験が、生徒たちの心に深く刻まれたことは間違いありません。この経験を通じて得た学びと思い出が、今後の学校生活や将来への視野を広げるきっかけとなることを願っています。